2012年7月29日
今日は注目の山口県知事選の投開票日。僕はもちろん飯田さんを応援していたが、残念ながら自民・公民の組織力をもつ山本氏に敗れた。山本氏がおよそ25.2万票(得票率47.6%)、飯田さんが18.5万票(得票率35.0%)だった。「保守王国」山口県で、全く組織をもたなかった飯田さんがたった一ケ月でこれだけの票を集めたことは大健闘と思う。残念なのは、投票率が45.32%と、前回の知事選に比べると若干上がったものの、有権者の半数以上が投票しなかった(つまり自分たちの未来を選ぶことを放棄した)ことだ。無党派層の過半数は飯田さんに投票したというマスコミの分析結果が出ているので、投票率があと15%上がっていれば逆転できたかもしれない。僕は山本氏が当選した場合と飯田さんが当選した場合では、山口県の将来も、上関町の将来も、日本の将来も大きく変わると思っていたのだが・・・。
もう一つ思ったことは、半世紀以上前に作られた現行の「公職選挙法」というあまりにも古臭い法律で規制されたままでは、組織票をもつ政党などが圧倒的に有利になるということだ。せめてインターネットを使った選挙キャンペーンができるようにすれば、選挙結果もかなり変わってくると思うのだが・・。「それでは困る」という国会議員が多いのだろう(-_-)。